貴重!伝説の映画をスクリーンで。大映映画の女優にフォーカス「大映女優祭」が開催
1942年に誕生した映画会社「大映」。1971年に倒産してしまいますが、30年の間に数多くの作品を世に送り出しました。その中には伝説となっている作品も少なくありません。
今年は大映創立から75年にあたる年。それを記念して、大映作品で活躍していた女優にフォーカスした企画「大映女優祭」が開催されます。
決して男性の添え物としては存在していなかった、大映作品の女優たちが演じたスクリーンの中の女性たち。「大映女優祭」では、魅力的な女性たちが生きている珠玉の傑作たちを堪能できる特集上映企画。
京マチ子や若尾文子、叶順子など、大映映画を代表する女優が出演する作品が48本、上映されます。1953年に上映された「雨月物語」や1959年上映の「浮草」は4K復元版で上映されることになっています。黒澤明監督による「羅生門」も上映されます。
「大映女優祭」は、12月9日(土)から、角川シネマ新宿ほかで順次上映。当時の映画作品をスクリーンで楽しめる機会というのはとても貴重かと思いますので、昭和映画ファンにはたまらない企画になりそうですね。