実はボーイズラブ!?江戸時代のベストセラー「東海道中膝栗毛」の弥次さん喜多さんの真実:2ページ目
実は江戸っ子じゃなかった?後付けで駿府生れになった弥次喜多コンビ
『東海道中膝栗毛』は、当初の題名を『浮世道中膝栗毛』と言いましたが、人気が出て次々に続編が出された最後に発端が描かれました。それによると、弥次郎兵衛の出身地である府中(静岡県)で物語の発端が始まります。
本編では江戸っ子を気取っている場面が描かれる二人組ですが、発端では府中で出会ったことになっています。その理由と言うのが、「弥次喜多コンビの素性を知りたい」と言う読者からのリクエストがあったからとも、「あんな軽薄なのが江戸っ子か!」と叱られてしまったからとも言われています。
3ページ目 実はボーイズラブ?弥次さんと喜多さんの馴れ初め!