極上の存在感!石川県の伝統工芸「山中漆」に蒔絵を施したスケボーデッキが誕生
2020年に開催される東京オリンピック。東京オリンピックで追加される実施競技には5つの競技が選ばれています。空手、野球・ソフトボール、サーフィン、スポーツクライミング、スケートボード。
今回紹介するのは、東京オリンピックの実施競技にも選ばれているスケートボードに関連したアイテム。石川県の山中温泉地区で生産されている山中漆で美しく装飾されたスケートボードのデッキなんです。
漆の光沢感がとても美しいですね。
その歴史は安土桃山時代にまで遡ると言われる山中漆。漆技術は日本古来から受け継がれてきた伝統技術。そんな日本の技とストリートカルチャーの中でもとりわけ人気のスケートボードが出会いました。
漆とともに日本の伝統的な装飾技法である蒔絵の絵付けによって、より雅で豪華絢爛なデッキに仕上がっています。デザインは赤富士、舞妓、風神雷神、忍者の4種類。日本ならではのモチーフなので海外の人にもウケが良さそうですね。
漆塗りデッキは、漆を塗ることで通常のデッキよりも硬くなる特性があるために耐久性が上がり弾き、反発力がアップするんだとか。見た目だけではない利点があるわけですね。デッキの素材にはカナディアンメープルが使用されています。
漆塗りと蒔絵が施されたスケートボードデッキ。インテリアとしても十分楽しめる逸品ではないでしょうか。
日本が誇る伝統工芸「山中漆」がスケボーの未来を変える! | 山中漆器の清雅堂