日本全国、桜の名所と言われるところは各地に数多く、それぞれに見どころはありますが、ここでは桜の本数の多さに着目した桜の名所をランキング形式でご紹介します。
第2位 富士山吉田口登山道(山梨県)
富士山吉田口登山道の中ノ茶屋エリアには2万本ものフジザクラが咲き誇ります。中ノ茶屋の標高は1100メートルです。これだけの高地でこれほど多数の桜を見る事ができるエリアは他にはないでしょう。
第2位 狭山湖(埼玉県)
狭山湖は東京の西、県立狭山自然公園内に位置する桜の名所です。
この狭山湖周辺の狭山丘陵一帯ではソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラなど、こちらも2万本の桜を見ることができます。湖畔の堤防からみる湖と桜の光景は絶景です。
第1位 吉野山(奈良県)
世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としても知られている桜の名所吉野山。お花見シーズン中には観光バスでの来場や交通規制までされるというすごい人気を誇っています。
桜は吉野山の下・中・上・奥の4箇所に密集しており、それぞれ下千本(しもせんぼん)、中千本(なかせんぼん)、上千本(かみせんぼん)、奥千本(おくせんぼん)と呼ばれているほど桜が密集している地域です。吉野山の桜の本数は千本どころではなく何と「3万本」。世界遺産に再登録したくなる位の規模ですね。
1位から3位まで全て2万本から3万本という数の桜を見ることができますが、、テレビや新聞などでお花見のシーズンに話題になることの多い上野公園の桜の数は1000本に過ぎません。いかにすごいかがお分かり頂けるのではないでしょうか。
ちなみに来場者数の日本一では先程の上野公園と青森県にある弘前公園が肩を並べていて年間200万人だそうです。
あなたの街でも身近にお花見の名所があるのではないでしょうか?桜の開花情報もテレビやネットでチェックできますので、友人やご家族でお弁当を片手に出かけてみましょう。
写真引用元:写真AC