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今からでもハマる!大河ドラマ「おんな城主 直虎」〜直虎の生涯について振り返ろう

今からでもハマる!大河ドラマ「おんな城主 直虎」〜直虎の生涯について振り返ろう:3ページ目

許婚(いいなずけ)の逃亡。残された井伊家の「ひとり娘」『井伊直虎』の心中やいかに?

「おとわ」は直親との再会を心待ちにしていました。とはいえ、井伊家にとって直親は唯一無二の希望。居場所も生死さえも井伊家の重鎮のみぞ知る門外不出とされました。直親が行方不明になった後も「おとわ」には別の縁談が次々と持ち上がります。……と同時に、彼女には「直親の死」が告げられるのです。

もちろんそれは嘘でした。井伊家の重鎮たちが、直親を継承者と見限った瞬間でもありました。世を儚(はかな)む「おとわ」……。その後、小野家によって政次との縁談も進みますが、彼女はすべてを拒絶し、失意のまま「出家」することを決めてしまいます。この時、南渓和尚は直盛ら井伊家一門を納得させるための交換条件として「おとわ」に「次郎法師(じろうほうし)」という男名を付けることにしました。

子役時代が長くなってしまった理由。

すでにお気づきかと思いますが、直虎は幼くして「お家事情」や「大人の陰謀」に巻き込まれ、次々と放たれる火の粉と対峙する理不尽な「宿命」に翻弄されてしまうのです。

それでも直親(三浦春馬さん)との再会だけは、ついつい期待してしまいますね。「おとわ」にとっては幼馴染であり許婚。誰もが「一緒になって欲しい!」と願うはずです。一方、政次(高橋一生さん)派の方々にとっては、かなり厳しい展開になって来ました。幼少期から続く根の深い三角関係。さらに傑山(市原隼人さん)の存在。

次回は直虎の生涯を追いかけてみます。

 

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