『豊臣兄弟!』小栗旬が演じた“人間・信長”の心に残る感動の名場面8選!新解釈「本能寺の変」が胸を打つ理由:5ページ目
「最後の晩餐」とは知らず「楽しかった」という信長…
そして、第26回『信長を笑わせろ』。
「謀反の疑いあり」となった弟・信勝の息子、信澄に蟄居を命じた信長。信長の苦悩を察知した豊臣兄弟は、無理やり長浜城に招いて一家総出でもてなします。
笑ったタイミングで秀吉の「信澄を許してくれ」という申し出に激怒する信長ですが、「飲み比べで勝ったらそうする」といいました。
実際、信長は下戸だったという話があります。宣教師ルイス・フロイスの記録などでは、「信長は酒をあまり飲まなかった」とあります。ドラマでは、秀吉に負けると分かっていて、飲み比べをしたのかも。
これが、豊臣兄弟と最期の晩餐となったのでした。
翌朝、青空を見上げ「空のように切れ目のない世を作りたい」という信長に、「わしが太陽になって上様が作り上げたこの国を照らし続けまする」と答える秀吉。
この言葉は、最期を迎えた信長を救うことになりました。
安土城に戻った信長の「楽しかった」の一言が切なかったですね。
豊臣兄弟に救われた信長の最期…
信長の人生最期となった『本能寺の変』。ずっとトラウマとなっていた弟・信勝の幻影が、切腹する寸前に目の前に現れました。弟に「我らの一生、ろくなもんではござらんでしたな」と言われ、ふっと笑った信長。
その途端、信長の脳裏には、豊臣兄弟たちの声と姿が浮かびました。
「青い空のように境目のない世を作りたい」という信長に、「わしが太陽になって、上様が作り上げたこの国を照らし続けまする」と誓った藤吉郎の姿と声が蘇ります。
「俺には、あとを託せる二人の『兄弟』がいる。ここで死ぬのは仕方ない、あとはお主らにまかせたぞ」、そんな思いで笑いながら「ぜひもなし」と言い、ニヤリと笑って切腹した信長。
本能寺での有名な信長のセリフをここで使うとは。新しい解釈の「本能寺の変」は、信長の姿とともに記憶に残り続けそうです。
最後に…
まだまだ思い出のシーンはたくさんあります。冷酷で恐ろしい魔王という従来のイメージだけではなく、弱さや苦悩、迷いや涙などさまざまな表情を見せてくれた小栗・信長。非常に魅力的な信長像として、ずっと心に残り続けそうです。
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