日本人は知らないのに外国人が殺到!祭り・寺社仏閣で見つけた“意外な日本の名所3選”:3ページ目
タイ人の聖地巡礼「祐徳稲荷神社」(佐賀県)
日本人にとっては絶対に外せない観光地というわけではない、佐賀県鹿島市の祐徳稲荷神社。
実は、タイ人観光客から絶大な人気を誇っています。
なぜかというと、2014年にタイで公開されて興行収入トップ5に入る大ヒット映画『Timeline(タイムライン)』の主要なロケ地になったから。
作中で主人公たちが訪れる美しい日本の風景として祐徳稲荷神社が登場し、「聖地巡礼」としてファンが押し寄せるようになりました。
その後もタイの連続ドラマのロケ地にもなったことで、その人気が決定的なものとなりました。この神社は「九州の日光東照宮」と呼ばれるほど、総漆塗りの極彩色で華やかな社殿が特徴です。タイの寺院も絢爛豪華で鮮やかな色合いが多いため、タイ人の好みにもマッチ。
また、祐徳稲荷神社の主なご利益の一つが「商売繁盛(ビジネスの成功)」なので、佐賀県や観光連盟がタイの企業向けに「社員旅行の祈願スポット」としてプロモーションを行ったところ、これが的中。個人旅行だけでなく、企業のインセンティブ(報奨)旅行の目的地としても選ばれるようになりました。
境内にはタイ語の案内看板やタイ語のおみくじ、タイ語で書ける絵馬もあり、周辺の参道ではタイ語のメニューを作ったり、映画のように着物で参拝できるレンタル着物店ができたりと、タイ人観光客が安心して楽しめる環境を整えたことで、リピーターや口コミがさらに広がっていきました。
参考:外国人しか知らない日本の観光名所(東大カルぺ・ディエム)など
写真:フォトAC
