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「写真でピース」日本初はこの人!数多くの”日本初”を持つ男・久留島武彦の偉業とは

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久留島武彦の日本初:写真を撮るときの「ピース」をした

意外かつおもしろい日本初もあります。彼は、1913年、日本で初めて写真を撮るときに「ピース」をした人物だと言われています。

また、前述しましたが、座右の銘にしている人も多いであろう「継続は力なり」というフレーズを広めたのも彼なんです。

久留島武彦が「日本のアンデルセン」と呼ばれた理由

久留島は、1924年、デンマークで行われたボーイスカウトの第2回世界ジャンボリーに、日本の派遣団副団長として参加しました。

デンマークといえば、かの有名な童話作家・アンデルセンの故郷。しかし、久留島はアンデルセンの生家が物置同然に扱われていたり、アンデルセンの墓が手入れもされず荒れ放題だったことに心を痛めました。そこで、地元の新聞から取材を受けた際に、その状況を非難したといいます。また、行く先々でアンデルセンのすばらしさを伝え、これがデンマークで評価されるきっかけとなりました。

こうした久留島の活動に心動かされたデンマークの人々は、彼のことを「日本のアンデルセン」と呼ぶようになったのです。

大分県には、「久留島武彦記念館」もありますので、気になる方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

久留島武彦記念館

場所:〒879-4404 大分県玖珠郡玖珠町大字森855番地
開館時間:9時30分〜16時30分
休館日:月曜日(祝祭日の場合は翌日)、年末年始(12月28日〜1月4日)
公式ページ

 

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