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日本が誇る修復技法「金継ぎ」をデザインに取り入れたジュエリーブランド『TOCT』誕生!

日本が誇る修復技法「金継ぎ」をデザインに取り入れたジュエリーブランド『TOCT』誕生!

日本の伝統的な修復技法「金継ぎ」を取り入れたジュエリーブランド「TOCT(トクト)」が誕生しました。

TOCTでは、実際に金継ぎ師が一点一点手作業で、シルバーやゴールドのジュエリーに漆を用いて金継ぎを施しています。この技法は、単なる装飾ではなく、「物を永く大切に使う」という日本の文化そのものを象徴しています。

ジュエリーはもちろん、パッケージに至るまで丁寧に設計されており、すべてが「作品」として成立するようデザインされています。日常にそっと寄り添いながら、持ち主の心をさりげなくときめかせる、そんな存在であることを目指しているそう。

古くから受け継がれてきた職人技と、現代的なミニマリズムが融合したジュエリーは、壊れた箇所をあえて隠さず、金で継ぐことで、より美しく生まれ変わらせるという金継ぎの精神をそのままに表現しています。

また、TOCTでは、「金継ぎ」に欠かせない漆の生産支援の取り組みも積極的に実施。輸入漆の影響に加え、漆の原木や漆搔き職人の減少により、国産漆の供給は年々厳しさを増しています。こうした背景を受け、漆搔き職人の育成や原木の育成・確保、国産漆の増産に貢献できる様な仕組みづくりを進めていくとのこと。

2025年8月下旬都内にて、POP-UPを開催予定。

 
 

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