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混浴パラダイス!めくるめく江戸時代の「湯屋」の内部をちょっぴりのぞき見

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湯屋はリーズナブル!

湯屋の営業時間はだいたい朝の8時から、夜の8時まで。料金は大人がだいたい8文(約120円)、子供が5文(約75円)。蕎麦1杯がだいたい16文でしたから、それよりリーズナブルなんていいですよね。

しかも、お湯好きの江戸っ子のために「羽書」という1か月有効なフリーパスポート的なものまでありました。

「羽書」は大人1人で148文。1日に最低でも2回、多ければ4~5回も入浴したという江戸っ子にとって、1か月お風呂入り放題で148文はかなりお得でした。

基本混浴だった湯屋

今では驚くべきことに、江戸時代は基本的に混浴が普通でした。

江戸っ子たちは大変明るくおおらかで、裸である事が恥ずかしいという観念がありませんでした。当時の日本を訪れた外国人の記録によると、風呂屋の傍を通った時に入浴中の男女が裸で風呂から飛び出してきて当然のように裸のまま立っていたのだとか。

彼らは江戸の人々の事を罪を知らないアダムとイブのようだと評し、その純真無垢さに驚いたそうです。

参考文献

 

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