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世の中にはびこる「オレオレ詐欺」のような悪質犯罪は、メディアや警察が注意喚起を繰り返しても、手を替え品を替えやり口を変えるので騙される人が後を絶ちません。
ITが発達した現代ならではのような感じがしますが、そんな輩どもが存在しているのは現代だけではありません。
江戸時代は長期にわたり戦いがなかったせいで「平和な時代だ」という人もいます。ところが実は現代に通じる犯罪はたくさん!ネットも電話も携帯もカードもない江戸時代、どうやって人を騙していたのか?……いろいろな詐欺事件をご紹介しましょう。
役人のふりをして金品をたかる
「庶民感覚」を身に付けていたという徳川吉宗が将軍だった享保2年(1717年)頃に交付された『御触書』。そこには、詐欺への注意喚起が書かれていたそうです。
そこには「街には役人のふりをしてお金をゆすったり、飲食をたかったりする人間がいる。詐欺師でも、もし本物の役人でも必ず番所に連れてくること」とあったとか。
詐欺師だけではなく、江戸の治安を守るのが役目の与力や同心の中にも、ゆすりたかりの常習犯がいたのです。時代劇などでもよく見かけますよね。数百年の時を経た現代でも、役人や警察を装った詐欺、あるいは本物による犯罪が絶えないのは何とも情けないことです。
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