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名品「埴輪 踊る人々」と「見返り美人図」の修理プロジェクトに1500万円を超える支援が集まり、修理が実現へ

名品「埴輪 踊る人々」と「見返り美人図」の修理プロジェクトに1500万円を超える支援が集まり、修理が実現へ

東京国立博物館の創立150年を記念して実施された、「踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト」が2022年4月1日~2023年3月31日の期間で行われ、1,500万円を超える支援が集められたと発表しました。

埴輪 踊る人々 埼玉県熊谷市 野原古墳出土 古墳時代・6世紀 (画像は修理前のもの)
見返り美人図 菱川師宣(ひしかわもろのぶ)筆 江戸時代・17世紀 (画像は修理前のもの)

東京国立博物館は文化財の保存と修理に継続的に取り組んでおり、限られた予算の中で多くの文化財が修理の順番を待っている状況。本プロジェクトは、「埴輪 踊る人々」と「見返り美人図」という館を代表する作品の修理をきっかけに、ひとりでも多くの方と一緒にかけがえのない文化財を次世代へつないでいきたい、との思いから立ち上げられたもの。

館内掲示やチラシ、ウェブサイト、SNSなどを通して支援が呼びかけられ、3月末の寄附受入終了までに総額15,396,445円が集まり、目標金額の1,000万円を大きく上回る寄附額となりました。

「埴輪 踊る人々」は現在、修理工房において解体などの本格修理が行われており、2024年春には修理を終える予定とのこと。また、「見返り美人図」についても、今年秋頃に本格修理を開始し、2024年秋頃に修理が完了する予定です。

修理完了後の展示に期待です。

<埴輪 踊る人々>
修理期間  :2022年秋~(約1年半)
修理後の公開:2024年秋以降

<見返り美人図>
修理期間  :2023年秋~(約1年)
修理後の公開:2025年秋以降

踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト

 

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