日本の「手すき和紙」が無形文化遺産登録されることが決定
Japaaanで以前和食に続いて日本の伝統技術「手漉和紙」が無形文化遺産登録へ!というエントリーで和紙が無形文化遺産登録される見通しとお伝えしましたが、26日にパリのユネスコ本部委員会で審議が行われ、無形文化遺産に登録することが正式に決定しました。
今回無形文化遺産に登録される和紙はいずれも楮(こうぞ)を原料とした「手漉(てすき)和紙」で、島根県の石州半紙、岐阜県の本美濃紙、埼玉県の細川紙の3つ。
島根県の石州半紙はすでに無形文化遺産に登録されていましたが、和紙の技術をアピールする狙いもあり今回3つの伝統和紙がまとめて申請されました。こうした類似のものを加えて「拡張提案」したものが登録されたのは今回が初めて。
世界に日本の和紙の技術が広く伝えられるきかっけになるとともに、和紙の生産地の技術継承や地域活性のきっかけになってくれればいいですね。