身長2メートル超えの大巨漢!?姉川の戦いで本多忠勝と一騎討ちしたとされる『真柄直隆』とは?【どうする家康】:2ページ目
2ページ目: 1 2
忠勝との一騎討ち
そんな怪力の直隆が活躍したのが、元亀元年(1570)の姉川の戦い。直隆は太郎太刀を振るい、奮戦しました。
この直隆の暴走を止めるべく立ちはだかったのが本多忠勝。2人は一騎討ちとなりますが、勝敗が付かないまま浅井・朝倉連合軍が撤退準備を始めていました。
直隆は味方を逃がすべく、自ら囮となって徳川軍を引き付けます。ここでも奮戦しますが、徳川軍の向坂三兄弟の攻撃を受け「自らの首を手柄とせよ」と言った後、討ち取られました。
この時に使用した刀は「真柄斬り」と称され、名刀となりました。また、直隆の弟・真柄直澄や隆基も姉川の戦いで討ち死にしています。
最後に
怪力無双で大太刀を振るった真柄直隆。さすがに身長2m超えや体重200㎏は大げさではありますが、それほどの大巨漢だったということを後世に知ってもらうために誇張したかと思います。
『どうする家康』では姉川の戦いがさらっと流されましたが、忠勝の直隆の一騎討ちは劇中で見たかったですね。
ページ: 1 2