再生素材で伝統とファッションを融合。古着などの繊維廃材を素材とした下駄「QUON(クオン)」が発表

Japaaan編集部

クリエイティブ集団Konelが、衣類や布団などの繊維廃材を素材とした下駄「QUON(クオン)」を発表しました。

「QUON(クオン)」は古着などの繊維廃材を原料とする板素材からつくられた下駄で、繊維廃材を素材とすることから、従来の木下駄よりも足音が静かという特徴も持っています。

日本における古着・古布などの繊維系廃棄物は年間200万トン以上ですが、繊維リサイクル率は約10%前後。リサイクル率が約65%に達するドイツなどの諸外国の実績を大きく下回っているそう。QUONはすり減った歯を交換することもできるので、履き続けることでリサイクル率向上に貢献できます。

カラフルなテクスチャーはファッションとしての楽しみを拡張します。下駄を履くことで足元に意識が向けられて、普段は見落としていた景色に出会えるかもしれません。

「QUON(クオン)」は、2022年10⽉21⽇(⾦)〜11⽉6⽇(⽇)の期間で開催される「DESIGNART TOKYO 2022」に出展するが決定しており、再生素材で伝統とファッションを融合させるサステナブル・プロダクトとして、循環型社会を目指す企業に対して、「QUON」の受注生産を開始します。

 
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