「タイガー魔法瓶」が2023年に創業100周年を迎えることを記念して、初の公式ファンブックが発売されましたが、

同じく創業100周年を記念して、1970年代に販売した電子ジャーで人気を博した、懐かしの花柄をあしらった真空断熱ボトル2種が登場です。

この懐かしい感じ、昭和な雰囲気たっぷりです♪

販売されるのは、ボトルの柄に、1970年代に炊飯器からポットまで幅広く採用されていた昭和期の花柄＜ポピー＞と、平成の初期に描かれた柔らかい色合いの花柄＜イングリッシュガーデン＞の2種。

昭和を代表する人気柄「ポピー」

関留辰雄（せきどめたつお）先生による昭和期の花柄「ポピー」を復刻。赤い花びらが燦燦（さんさん）と輝く陽の光をあびて、元気いっぱいに咲き誇る1970年代の流行柄です。

明るく鮮やかなポピーは当時大変人気があり、炊飯器からポットまで幅広く採用されていました。昭和期の製品のため原画はすでになく、保管されていた当時の電子ジャーの柄を3Dスキャナーで読み取り、データを作成しているそうです。

洋風花柄「イングリッシュガーデン」

片山葉子（かたやまようこ）先生による写実的な洋風花柄「イングリッシュガーデン」は、平成の初期に描かれた、未発表の原画を発掘し商品化。イギリスの庭を再現した、デルフィニウムと金魚草のコンビネーションが美しく、柔らかい色合いの花柄です。

昭和から平成に至り、花柄の傾向もはっきりとした大きめの花弁を色鮮やかに表現する手法から、小花を花束のようにまとめ、柔らかい色合いで仕上げる風合いへと変化しています。原画に描かれた美しいパール処理をボトルにいかに再現するかにこだわっているそう。

「ポピー」は復刻柄なので、このデザインが記憶の片隅に残っている人もきっといることでしょう。昭和の写実的な花柄デザイン製品て、なんでこんなにも心惹かれるのでしょう。。

昭和の時代を思い出すどこか懐かしい真空断熱ボトル2種は、公式サイトにて2022年10月上旬より発売。価格は各5,500円です。