戦後日本の闇市で大人気!バカ売れした「残飯シチュー」やSMプレイのルーツ本「カストリ雑誌」:2ページ目
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カストリ雑誌
戦時中は娯楽のすべてが禁止されていました。
しかし終戦後には、規制が緩和。厳しかった娯楽本の出版も認められたのです。それを機に刊行されたのが、大衆向けの娯楽雑誌「カストリ雑誌」です。
「カストリ雑誌」は、闇市で残飯シチューと肩を並べるほどの人気商品でした。
B5判サイズの定価30~40円で販売され、内容はセンシティブなものが多く、基本はエロやグロがテーマで挿絵のある小説タイプ。なかには「奇譚クラブ」や「夫婦生活」と言った SMを中心に取り扱っていた雑誌もあったと言います。そういった雑誌がキッカケで広まったと言われる「SM」というプレイ、どのように描かれていたのかは気になるところですね。
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