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女も男も抱きまくる!?愛され僧侶・一休さんとモデル「一休宗純」の差に驚愕!驚きの珍行動を紹介

女も男も抱きまくる!?愛され僧侶・一休さんとモデル「一休宗純」の差に驚愕!驚きの珍行動を紹介

女も男も抱きまくる

一休は、女性だけでなく男性も思いのままに抱きまくったそうで、自身の漢詩集「狂雲集」にも赤裸々に綴っています。

また、女郎の集まる遊郭へも出入りするなど、僧侶ならぬ破天荒ぶりを展開。

室町時代に実在したと言われる伝説的な遊女「地獄太夫」といくつもの歌を交わし、師弟関係まで結んだとされています。

お地蔵様に大量の小便

お地蔵様の開眼供養が終わったあと、なんと、お地蔵様の頭に大量の小便をかけて立ち去ったという説もあるなど、僧侶らしからぬ行動が多く見受けられます。

破戒僧の転機~77歳で出会った盲目の美女「森女」~

一休が77歳のとき、美女とされている盲目の女旅芸人「森女(しんじょ)」と出会い同棲、亡くなるまでの10年間をともに過ごしています。

この森女との出会いが一休に転機をもたらし、過激だった行動が穏やかになったとも。

また、81歳には大徳寺の住職となり、応仁の乱で焼失した大徳寺の伽藍を復興させるため、大阪「堺」の豪商たちにはたらきかけるなど尽力しました。

そして、京都府京都田辺市にある「一休寺(酬恩庵)」にて88歳の生涯を閉じています。

「愛され一休さん」ができるまで

「一休咄」は作者も不明のうえ、一休をモデルとした話のほか、ほかの僧侶たちの話なども一休さんに置きかえて描かれたものだと言われています。

そのため、驚きの珍行動をとっていた実像の「一休」とは大きな差ができ、愛されキャラの一休さんだけがひとり歩きをしてしまったのでしょう。

ですが、謙翁や華叟のもとでは熱心であったとの説もありますし、民衆との距離は近かったとも言われています。

大徳寺の伽藍を復興させるために私財を投げうって資金調達をしたと言われる尾和宗臨(おわそうりん)も、一休に参禅していました。

また、正月にドクロを持って各家を訪問したことやお地蔵様に小便をかけたことも、理由があってのことではないかという説もあります。

インパクトある破天荒な僧侶だったからこそ人々の記憶に残り、破戒僧であったこともまた、人々にとっては身近に感じられたのかもしれませんね。

 

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