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ポスト織田信長を巡って大混乱。生き残りを掛けた織田家重臣たちの運命【中編】

ポスト織田信長を巡って大混乱。生き残りを掛けた織田家重臣たちの運命【中編】:2ページ目

滝川一益(たきがわかずます)

織田家の重臣として清洲会議に出席する立場にあったが、上野国(現在の群馬県)を所領としていた一益は、信長の死を契機に侵攻してきた北条氏の対応に追われる。織田家領内に入ることができたのは、清洲会議の翌日であった。

清洲会議に出席できなかったことで、一益の織田家内における地位は陥落。その後に勃発した賤ヶ岳の戦いでは、柴田勝家側につき秀吉と対立するも敗戦によって降伏。所領を没収され出家した。

1584年に発生した小牧・長久手の戦いでは秀吉の呼び掛けによって戦線に復帰。以降は秀吉の元で働いた。1586年死亡。享年62。

【後編】へ続く

 

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