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禅宗の開祖・達磨大師はインド人?青い眼?え、毒殺されたって!?知られざる伝説エピソード

ダルマ人形のモデル、達磨大師はインド人?青い眼?知られざるエピソードをご紹介

坐禅にふけっていたある日、達磨のもとにひとりの僧侶がやってきて弟子にしてほしいと懇願します。達磨が無視しつづけると、その僧はなんと自分の左腕を切り落とし、それを捧げながら熱意を訴えたのです。

驚きつつも願いを聞き入れた達磨は彼に「慧可(えか)」という名を授け自分の後継者としました。この「慧可断臂(えかだんぴ)」はよく禅画や日本画の題材になっています。

毒殺を6度免れ、7度目で死す?

達磨はその教えに反発する中国僧らに度々毒殺されそうになり、7度目でついに殺されます。享年150歳。

達磨が埋葬されたのちある僧が、片方の履(くつ)を持って西へ向かう達磨の姿を目撃しました。そこで達磨の棺を開けてみると、なんと遺体は消えており、片方の履だけが残されていました。そこで人々は、達磨はインドへ帰ったのだと噂しました。

死んでなお謎を残す達磨大師。自分の人形が、行ったこともない日本で作られていることを知ったら何て言うでしょうね。

 

 

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