水木しげるの前にキタローを書いた男!ゲゲゲの鬼太郎の原型「ハカバキタロー」【4】

桑畑絹子

国民的人気者といっても過言ではないキャラクター「鬼太郎」。テレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』は好評放送中、さらに原作者の水木しげると妻をモデルにしたドラマ『ゲゲゲの女房』の再放送も好評です。

その鬼太郎の原型となったのが、昭和8年に生まれた紙芝居『ハカバキタロー(墓場奇太郎)』であることは、これまでお伝えしたとおりです。

ゲゲゲの鬼太郎の原型! 幻の紙芝居「ハカバキタロー」と紙芝居作家たち【1】

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ゲゲゲの鬼太郎の原型! 幻の紙芝居「ハカバキタロー」と紙芝居作家たち【2】

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鬼太郎の原型を作ったのは危険人物?ゲゲゲの鬼太郎の原型「ハカバキタロー」と紙芝居作家たち【3】

前回までは水木しげるが紙芝居『墓場鬼太郎』を経て漫画『ゲゲゲの鬼太郎』を誕生させるまでを追いかけました。[insert_post id=72455][insert_post id=87560]…

では、初めて子どもたちの前に現われた「キタロー(奇太郎)」は、いったいどんな姿をしていたのでしょうか。今回は、あの水木しげる以前に、最初にキタローを描いた紙芝居画家・辰巳恵洋に迫っていきます。

5ページ目 残された絵から想像する、失われたキタローの姿

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