国民的人気者といっても過言ではないキャラクター「鬼太郎」。テレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』は好評放送中、さらに原作者の水木しげると妻をモデルにしたドラマ『ゲゲゲの女房』の再放送も好評です。
その鬼太郎の原型となったのが、昭和8年に生まれた紙芝居『ハカバキタロー(墓場奇太郎)』であることは、これまでお伝えしたとおりです。
ゲゲゲの鬼太郎の原型! 幻の紙芝居「ハカバキタロー」と紙芝居作家たち【1】
好評放送中のテレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』。原作者は水木しげるです。今回が6度目のアニメ化となる国民的妖怪漫画を知らない人はいないでしょう。しかし、そのはじまりが紙芝居にあることを知る人は少ないかもし…
ゲゲゲの鬼太郎の原型! 幻の紙芝居「ハカバキタロー」と紙芝居作家たち【2】
紙芝居作家として歩み出した水木しげる。ところで紙芝居作家の仕事とはどのようなものだったのでしょうか。漫画やアニメとは似て非なる、紙芝居の制作工程を整理しておきましょう。前回の記事はこちら。…
鬼太郎の原型を作ったのは危険人物?ゲゲゲの鬼太郎の原型「ハカバキタロー」と紙芝居作家たち【3】
前回までは水木しげるが紙芝居『墓場鬼太郎』を経て漫画『ゲゲゲの鬼太郎』を誕生させるまでを追いかけました。[insert_post id=72455][insert_post id=87560]…
では、初めて子どもたちの前に現われた「キタロー(奇太郎)」は、いったいどんな姿をしていたのでしょうか。今回は、あの水木しげる以前に、最初にキタローを描いた紙芝居画家・辰巳恵洋に迫っていきます。