奥深くクセの強い日本古来の妖怪たち80体を紹介「クセがつよい妖怪事典」発売
ヤバすぎる妖怪!?
12月19日(水)に「クセがつよい妖怪事典」なるユニークな妖怪事典が発売されました。
「妖怪ウォッチ」やアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」で妖怪文化に興味を持ち始めた子どもは多からずいるかと思いますが、難しい民俗学の知識を学ぶよりもまずはどれほど個性的で面白い妖怪がいるかを知ることが興味の入り口として良い場合もあるでしょう。
そんなときに「クセがつよい妖怪事典」はきっと役に立ってくれるでしょう。本書は、知れば知るほど謎に満ちていて奥が深くクセの強い日本古来の妖怪たち総勢80体を紹介する事典。
たとえばこんな妖怪たちが紹介されます。
- 他人の家に勝手に入るずうずうしい妖怪「ぬらりひょん」
- 昼間は美人、布団に入ると……「ねぶとり」
- 目撃すればささやかな幸せが訪れる「小さいおじさん」
- 厚化粧がイタいお婆ちゃん妖怪「白粉婆(おしろいばばあ)」
- この屁の威力、ハンパないって!「オッケルイペ」
- チューしたそうな赤い唇がキショい「身の毛立ち」
紹介される妖怪にはそれぞれ1見開きずつ、イラスト、解説、プロフィール(出没地、大きさ、クセの強さなど)が紹介されています。
本書に出てくる妖怪たちはどれも個性的で、見ているだけで楽しくなり妖怪のことをもっと知りたくなってくるはず。妖怪入門書としていかがでしょうか?