これは観たいぞ!江戸城の天守が焼失してなかったら…VR作品「江戸城の天守」上映!
東京国立博物館にある「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」。現在、特別展「縄文」に合わせてVR作品「DOGU 美のはじまり」が上映されていますが、10月3日(水)からVR作品「江戸城の天守」が上映されます!
VR作品「江戸城の天守」は、これまで上映された作品から再演してほしい作品のリクエスト投票で、最も得票数を獲得したため、今回リクエスト上映されることになりました。
本作は、徳川三代将軍家光が莫大な費用を投じてつくらせた江戸城最後の天守の姿と、その天守がどのようにつくられたのかを考えるVR作品で、本作品の制作にあたり、石垣や瓦、金具にいたるまで、江戸城を構成する100万超の部材ひとつひとつをデジタル化。当時最高の技術が用いられたと言われる江戸城天守の優美な姿をVRで再現しています。
同時代に作られた江戸幕府関連の社寺や城郭を中心に現存する文化財を取材し、細部の意匠再現に反映しており、平成の大修理が進められている日光東照宮・陽明門の修理現場や錺金具の製作現場などでの取材成果の一部も紹介されます。
江戸城の天守が明暦の大火(1657年)で焼失せずに、現代まで約360年建ち続けていた場合を想定。経年変化を施したリアルな天守の姿を現代の東京の3D地図上に合成します。
VR作品「江戸城の天守」は、10月3日(水)~12月24日(月・振替休日)の期間、東京国立博物館東洋館地下1階 TNM & TOPPAN ミュージアムシアターで上映されます。上映時間が決まっていますので、詳しくはホームページをご覧ください。