この時代が好きな方はぜひ!竹久夢二の作品からモダン東京を振り返る「竹久夢二とモダン都市東京」展
大正ロマンを代表する画家・竹久夢二。今回紹介する展覧会は夢二が生きた時代のモダンな東京を夢二の作品とともに振り返る「竹久夢二とモダン都市東京 展 ―夢二のいた街、描いた街―」です。
竹久夢二は16歳で上京して以来、人生の大半を東京で過ごしました。東京には夢二に想いを馳せることのできるゆかりの地が多くあり、夢二は東京の街、そしてその片隅に生きる人々に目を向け、都会の賑わいと感傷を描きました。
夢二は東京の姿を描いただけではなく、夢二の描く作品から新たな東京のムーブメントも生んできました。夢二は百貨店のポスターや商業美術も手がけており、東京をさらにモダンな街へと変えていきます。
「竹久夢二とモダン都市東京 展」では夢二の作品の他にも当時の東京の様子を伝える資料も併せて紹介。近代的な都市へと変わりゆく東京を感じてみましょう。
竹久夢二といえば、夢二の男としての本質に向き合った映画「夢二 愛のとばしり」も2016年7月30日(土)に公開となります。
これは見なきゃ!大正ロマンを代表する画家・竹久夢二の愛を描く映画「夢二 愛のとばしり」公開
大正ロマンを代表する画家・竹久夢二。夢二の描く美人画は現代でも非常に高い人気を誇っており、展覧会などは今でも多くの人が詰めかけます。作品の中で女性が来ている着物のデザインなどを実際の浴衣のデザ…
本展と合わせて映画館に足を運んでみてもいいかもしれませんね。
「竹久夢二とモダン都市東京 展 ―夢二のいた街、描いた街―」は2016年7月1日(金)~9月25日(日)の期間、東京・竹久夢二美術館で開催されます。