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嘘泣き、断髪、爪剥がし!?吉原遊郭の恒例、遊女とお客の駆け引きバトルは凄まじい

嘘泣き、断髪、爪剥がし!?吉原遊郭の恒例、遊女とお客の駆け引きバトルは凄まじい

吉原遊郭にはお客様に“非日常の愉しみ”を提供するにあたって、様々なしきたりがありましたが、変わっているのが様々な駆け引きでした。ここでは、お客人のアタックとそれに応じる遊女の多彩なる駆け引きの数々を紹介していきます。

四角い卵と遊女の誠の意味って?

江戸名所 吉原仲の町桜時(歌川広重 画)

吉原を始めとした遊里を端的に表現した言葉として名高いのが、『四角な卵と遊女の誠、あれば晦日に月が出る』と言うものがあります。これはどのような意味かと言うと、いずれも四角い卵と月末に出る月はあり得ないもの、それと並んで遊女の誠意はあるはずがないと揶揄しているのです。

つまり、遊女は嘘つきだらけであって、客人たる男性もまた騙されるのを覚悟で遊びに行きましょうね…と言うのが、遊里における粋と言う物でした。そうした殿方の粋な心をいかに引きだすかと、軍師さながらに策を練るのが遊女の手練手管です。

2ページ目 客人に真心を示すために遊女は「嘘泣き」「断髪」「爪剥がし」!?

 

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