この冬はじめたい!室内で楽しめるオススメ卓上七輪まとめ&使い方と注意点
七輪は炭を燃料にする、炭火焼き用の調理器具。庭先や縁側などの屋外で使用するもの、というイメージがありますが、屋内でも使える小型の卓上七輪もいろいろあるんです。
お酒のおつまみをちょっと炙ったり、おにぎりやお餅を焼いたり。テーブルの上で焼いたらすぐに、熱々の美味しいところをいただけるのはとっても魅力的。お酒もおしゃべりもどんどん進んじゃう!ホームパーティーでわいわい七輪を囲むのも楽しそうですね。
これからの季節に活躍しそうな卓上七輪のいろいろと、使い方や、注意点もあわせてご紹介します。
卓上七輪を使うときに気をつけたいこと
魅力的な卓上七輪は小さくても七輪。炭を燃やして使うものですから、使用には十分な注意が必要です。使用時には七輪自体がかなりの高温になるので、テーブルへの直置きは禁物。敷板を使用しましょう。また、食材などによっては焼いているときに煙が出たり、燃焼している炭からは一酸化炭素が排出されるので、換気はしっかりと行いましょう。あわせて、火災報知器の誤作動にもご注意ください。
火おこし
燃料の炭は小さめの炭や、豆炭などを使用します。火おこしの方法はいくつかありますが、最も手軽なのはガスコンロで火おこし器を使う方法。着火したら、火箸や火バサミで七輪の中に炭を移します。便利な火おこし器ですが、カセットこんろでの使用は大変危険なのでやめましょう。
Siセンサー搭載のガスコンロで火おこし器が使えない場合は、固形燃料やガスバーナーを使って着火もできます。いずれの方法も炭の着火には時間がかかるので、焦らずあわてずのんびりと、火がつくまでの時間も楽しんでくださいね。
後片付け
使用後の炭の後片付けには火消しつぼが便利。火消しつぼがない場合は金属製のバケツなどに火箸や火バサミなどを使って入れ、消火して下さい。七輪が珪藻土製の場合は、内部の炭に直接水をかけての消火は厳禁です。珪藻土が吸水してもろくなり、耐久性が落ちてしまいます。
使い終わった七輪は、かなり熱くなっていますが、水をかけたりせず、自然に冷めるのを待ってください。火の気がなくなり、充分に冷えたことを確認してから、灰を掃除します。
七輪も炭も保管は湿気の少ない所を選んで保管しましょう。
卓上七輪を楽しむのに必要なもの
- 卓上七輪本体
- 敷板/火皿
- 焼き網
- 燃料(小さめの炭や豆炭、ぼこ炭)
あると便利なアイテム
- 火おこし器
- 火箸
- 火ばさみ
- 金属製のバケツ
- ガスバーナー
- 固形燃料
- 火消しつぼ
- アルミホイル
- 軍手
それでは、卓上七輪いろいろをどうぞ。
俺用 七輪 まる BD-387
俺用七輪の丸型。こちらも角型と同じく珪藻土製。焼き網と木製台が付属しています。お肉が2枚ほどのるくらいのサイズ感。ちびちびと晩酌を楽しむのにぴったりです。
サイズ:幅155mm×奥行き150mm×高さ120mm
和楽 民芸 コンロ
これは、居酒屋さんや旅館で見かける感じのやつです。コロンとした形とたくさん散りばめられた漢字が印象的。手のひらに乗っちゃうほどのコンパクトサイズです。15cm×18cmの長方形サイズもあり。
サイズ:幅150mm×奥行150mm×高さ140mm
コキリダシ
コキリダシは、「小さな炭火焼」を楽しむための弱火の七輪です。能登・珠洲の地中にある珪藻土を、地層の形状のまま採掘し、専用のノミで一品ずつ、ほぼ手彫りで削り出して作られています。
焼肉や焼き魚をするほどの火力はありませんが、食材をじっくり焼いたり温めたりするのにぴったり。
サイズ:約125×125×H90mm(本体)
伊勢炭焼 水コンロ
七輪とはちょっと違いますが、卓上で炭火焼きを楽しめる陶器製の水コンロ。水コンロは、コンロ本体に水を入れ、その上に着火した炭を入れた五徳を乗せ、さらに金網を乗せて使用します。
サイズ:直径20cm高さ9.5cm
手造角コンロ
外側には三河土、内側は能登産珪藻土で作られた角型コンロです。直火に強く、断熱性、保温性に優れています。
金具を使わない戸口は熟練した職人がひとつひとつ手作業で微妙な角度を付けて切っていきます。
安全性と持ち運びに便利な専用木箱付。金網と火ばさみも付属します。
サイズ:30×30×21.5cm
SEMITRAD 001
ちょっと変わった形の七輪。このスタイリッシュな形は、ひとつひとつ職人さんがノミで切り出し成形して作っています。
一般的な七輪よりも浅いので、炭の量が少量でもほどよい火加減が実現。
焼き網、火おこし器とその受け台、ロストル(炭受網)、炭バサミ、燃料木炭が全部セットになっているところもうれしいですね。
サイズ:直径280mm×高さ180mm