来年2019年のNHKの正月時代劇で放送される「家康、江戸を建てる」。直木賞作家の門井慶喜氏が原作の超話題作です。
三河を中心に勢力を拡大していた徳川家康は、豊臣秀吉の命で江戸を中心とする関八州を新たな領地とする事に。しかし実際に赴いてみると「江戸」は飲み水を確保するにも苦労するような海辺の泥湿地でした。ここからいかにして家康は八百八町華の大江戸の基礎を造り上げたのか。
今回もドラマを見るのに役立つ「小判」の知識をわかりやすく解説します。これまでの予習はこちら。
超話題の2019年NHK正月時代劇「家康、江戸を建てる」の予習!神田上水をつくったのは誰か?
来年2019年のNHKの正月時代劇で放送される「家康、江戸を建てる」。直木賞作家の門井慶喜氏が原作の超話題作です。 番組ホームページより関が原の合戦より10年ほど前の1590年、三河を中心に勢…
超話題のNHK正月時代劇「家康、江戸を建てる」の予習!江戸の金の小判ができるまで(1)
来年2019年のNHKの正月時代劇で放送される「家康、江戸を建てる」。直木賞作家の門井慶喜氏が原作の超話題作です。三河を中心に勢力を拡大していた徳川家康は、豊臣秀吉の命で江戸を中心とする関八州…
超話題のNHK正月時代劇「家康、江戸を建てる」の予習!江戸の金の小判ができるまで(2)
来年2019年のNHKの正月時代劇で放送される「家康、江戸を建てる」。直木賞作家の門井慶喜氏が原作の超話題作です。三河を中心に勢力を拡大していた徳川家康は、豊臣秀吉の命で江戸を中心とする関八州…
関ヶ原の合戦で大出世!
徳川家康が金貨職人・庄三郎に作らせた関八州限定の武蔵小判が完成して2年、家康に転機が訪れます。関白・豊臣秀吉が亡くなったのです。
そして1600年、天下分け目の関ヶ原の合戦が起こります。ご存知の通り、徳川軍は勝利しました。
この勝利によって、江戸の地でコツコツと武蔵小判を作り続けていた庄三郎も晴れて天下の貨幣職人・後藤庄三郎となりました。