あなたの地域の鍋料理の定番具材は?鍋料理アンケート調査結果が興味深し!
鍋料理に入れる具材って地域によって結構違いますよね。同じ地域に住んでいても故郷が違うとそれでまた微妙に変わってきたりもしますが、ふるさと納税ポータルサイトの「さとふる」が、全国の鍋料理に関するアンケート調査を実施。その調査結果が公開されました。
この調査は全国の20~69歳の男女2,350人(各都道府県50人)を対象にインターネットで実施。日本の人口構成比(居住地)に合わせて、ウエイトバック集計を行っています。
まず鍋料理の具材ですが、具材は東日本では魚介類、西日本では肉類が特に好まれる傾向があるようです。鍋料理に使用する肉・魚介類で人気のある具材は、鶏肉(73.5%)、豚肉(65.0%)、タラ(56.1%)。鶏肉は九州地方で80.4%(特に福岡県で84.0%)にも昇っています。
鍋つゆでは、地域の郷土料理に使用されるだしと同じ味付けが人気が高い傾向に。九州地方北部の郷土料理に使用されているあごだしの使用割合は、九州地方で29.9%と高く、全国平均の10.4%と比較して、大きな差が。
味噌は東日本の使用割合が25.3%に対して西日本では14.4%という結果に。これは、北海道と東北地方の郷土料理(石狩鍋、芋煮鍋、ほうとう など)に味噌を使うものが多いのが影響しているようです。
つけだれや調味料は、全国で圧倒的にポン酢の人気が高いですね。ポン酢の利用率は、北海道では42.0%、東北地方では43.1%と全国平均を大きく下回る結果になっていました。
そして鍋といったら最後のシメ!うどんの使用率は、香川県なら70%〜80%を超えてくるかと思いましたが、香川県は52.0%となっています。それでも全国平均の39%に比べるとかなり高いですね。
そして”ちゃんぽん麺”が28.0%の長崎県。「長崎ちゃんぽん」の影響かなり強し!
「さとふる」のアンケート結果ページではさらに細かい分析が紹介されていますのでチェックしてみてはいかが?
※本アンケート調査では北海道、東北地方、関東地方、中部地方を「東日本」、近畿地方、中国地方、四国地方、九州地方を「西日本」としています。