撤去後に行方不明になった岡本太郎・太陽の塔の幻の顔「地底の太陽」がハイクオリティフィギュアで登場

増田 吉孝

2016年10月にスタートした修復工事が終了した岡本太郎さんの代表作「太陽の塔」。3月19日からは内部の一般公開もスタートしましたね。

昨年話題となった「超合金 太陽の塔のロボ Jr.」の販売もスタートし、2018年9月にはなんと太陽の塔をテーマにした記録映画まで公開予定となっています。2018年は岡本太郎さんにまつわるさまざまなイベントが動き出していますね。

そんな岡本太郎さんの作品「太陽の塔」の第四の顔と言われる「地底の太陽」が、ハイクオリティなフィギュア「地底の太陽 塗装済み完成モデル」になって登場です。

太陽の塔の上部に設置されている第一の顔である”黄金の顔”に似ていますが、左右に伸びるフレアが伸びるこの第四の顔は高さ約3メートル、全長約11メートルにもなる巨大なもので、太陽の塔の地下空間に設置されていました。

しかし万博終了後の撤去作業で行方不明となり、50年近くたってもその行方はわからないままとなっています。そんな幻の第四の顔をフィギュアと言えば!の海洋堂が1/43スケールで蘇らせたのです。

現在行われている太陽の塔の内部公開でも注目となっている”地底の太陽”の復元。この復元モデルの元となるひな形は実は海洋堂がてがけているんです。その復元時のノウハウを元に、このフィギュアの原型も制作されました。

顔本体、ベース、支柱はポリストーン製で、左右に伸びるコロナの部分はダイキャスト製となっています。

太陽の塔を実際に見て圧倒された人、そしてパワーをもらった人は数知れないでしょう。そんな太陽の塔の幻の第四の顔をいつでもそばに。岡本太郎ファンならずとも注目のハイクオリティフィギュアですね!

 
この記事の画像一覧

シェアする

モバイルバージョンを終了