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新年のんびり寺社巡り♪横浜・瀬谷の七福神+1「八福神めぐり」[後編]

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宗川寺(福禄寿)

長い頭がトレードマークで、時に寿老人と同じ神様ともされる福禄寿を祀る、日蓮宗のお寺です。江戸時代の1625(寛永2)年に、日賢上人が布教の旅の途中に立ち寄り、開山したと言われています。

境内に入るとすぐ、福禄寿と日蓮聖人の像が出迎えてくれます。

山門を入ってすぐのところにある左右2本の銀杏は「夫婦銀杏」と呼ばれ、縁結び・安産などの信仰の対象となり、後に横浜市の名木に指定されました。

全通院勢至堂(寿老人)

長寿と智恵の神様で、あの老子の化身とも言われる寿老人を祀るのは、瀬谷八福神の北側4寺でご紹介した曹洞宗の寺院・徳善寺の別院である全通院勢至堂です。

いつ頃建立されたものかは分かってはいませんが、お寺の名前にある勢至菩薩がご本尊として祀られています。この勢至菩薩、なんと夢のお告げによって発掘されたのだとか!

場所は瀬谷駅から歩くと30分くらいで、口コミサイトに「トトロに出て来そう」という声が寄せられるくらい、のどかな田園風景の中にあります。「下瀬谷橋」のバス停を利用すると便利です。

全国の七福神には、瀬谷八福神の他にも神様をもう1人追加して「八福神」としているところがいくつかありますが、その中には神様が8人でも「七福神」と呼ぶところもあるようです。

南側の4寺は駅から徒歩で移動するには距離があるので、バスや車で移動するか、または行きは散策を楽しみつつ回り、帰りは駅までバスで戻っても良いですね。

 

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