土器感も可愛い♪昔の日本で使われていた「蒸しかまど」が70年以上の時を経て復刻
現代でお米を炊く方法といったら炊飯器が一般的ですが、土鍋でご飯を炊く方法も、最近は人気が高まってきています。そして、キャンプなどアウトドアではやはり飯盒炊飯。
ご飯の炊き方にもいろいろとあるわけですが、今回紹介するのは「蒸しかまど」。昔の日本で使われていた炊飯器が現代に復刻です。
このまるっとした土器感のあるフォルムが可愛いったらない♪
これは「小田式 ミニ蒸しかまど」というかまどで、70年以上前に姿を消した「小田式蒸しかまど」を、室内に持ち込んで炊けるミニサイズにして蘇らせたもの。
昔の蒸しかまどは、木炭で炊く陶器製の大型の炊飯器で、江戸期には北前船の船上で使われたり、明治・大正期には大きな料理屋やお屋敷などで使われていた、富裕層に人気の効果な調理器具だったそう。
70年以上の時を経て現代に復刻した「小田式 ミニ蒸しかまど」は1.5合、3合、5合の3サイズで展開しており、1.5合は現在在庫切れになっているほどの人気ぶり。
昔の蒸しかまど燃料に木炭を使用していましたが、ミニ蒸しかまどでは固形燃料を使います。「23分炊いて10分蒸す。」これだけで、火加減の調整せずに炊き上がってしまうというのもまた嬉しい。
蒸しかまどに取り付けられた「上下の空気穴」と「火袋」によって圧倒的な熱効率の良さを実現しており、それにより美味しいご飯が炊けるようになっています。
日本の伝統的な炊飯方法が手軽に楽しめる「ミニ蒸しかまど」。白米好きは気にならずにはいられないでしょう。