東京・北千住にある人気の銭湯「タカラ湯」。美しい日本庭園と薬湯で、銭湯ファンには知られた存在のこの銭湯で実に近未来感あふれる試みがおこなわれました。
11月26日(日)の「いい風呂の日」に公開されたのは、プロジェクションマッピングを使用して、タカラ湯に富山県の大自然を投影した映像「FUROjection TOYAMApping」です。
このプロジェクトは北日本新聞社が、勤勉かつよく働くと言われる富山県民に向けて、銭湯に入り疲れた体を癒やしてほしいという願いを込めて実施したもの。なんでも首都圏の銭湯経営者には富山県出身者が多いそうで、銭湯とゆかりの深い富山県をPRする目的もあります。
実際の映像を観ると、想像を遥かに超えるバッキバキの未来感溢れる作品にしあがっており、古くから庶民に親しまれてきた銭湯のイメージを大きく塗り替えるものとなっています。
壁面に投影される滝、湯面にやわらかく映る水紋。立山連峰、ホタルイカやケロリン桶などの富山ゆかりのものも投影されており、最新テクノロジーを駆使して銭湯がアート空間に様変わりしています。
このプロジェクションマッピングはこの映像のために制作されたもので、一般公開されるものではありませんが、実際にこの空間でカラダを癒せたらどんな気分になるのか興味深いですね。銭湯や温泉で、タイムサービスとしてこういったプロジェクションマッピングの投影イベントがあったら面白そう。
それでは、 「FUROjection TOYAMApping〜風呂ジェクション富山ッピング〜」を御覧ください。