浮世絵の彫師、摺師になりたいという方に朗報です!浮世絵を制作する上で江戸時代から続いてきた伝統木版技術を体験するワークショップが開催されますよ。
このワークショップ「職人の見習い希望者限定 ワークショップ」はアダチ伝統木版画財団が開催するもので、「アダチ」と聞いてピンとくる方はかなりの浮世絵通。昭和初期から浮世絵で使われた伝統木版技術を継承するために創業し、現在浮世絵を制作する上では欠かせない存在となっている「アダチ版画研究所」の安達以乍牟氏が理事を務める財団です。
財団では将来職人になって活躍する人材を育成するため、毎年1~2名の研修生を採用し高度技術者研修を行っているそうで、その研修への参加を希望する人たちに向けた、職人の見習い希望者限定のワークショップになります。
彫師、摺師に憧れている、興味はある。けれどもあと一歩が踏み出せない、さらに深い世界を知っておきたいという方々は要チェックです。講師はもちろんアダチ版画研究所に所属する彫師・摺師の方々。浮世絵を現代に伝えている職人さんの仕事を見て直接学べるというまたとない機会なのです。
申し込みはアダチ伝統木版画財団のホームページからとなっています。応募者が定員の8名になり次第受付が終了するとのことですので、本気で彫師、摺師の道を考えている方は是非チェックしてみてください。