20世紀と21世紀の歴史的資料をデジタルアーカイブ化したGoogle Cultural Institute(Google・カルチュラル・インスティテュート)。世界中の美術館やアーカイブから、展示やコレクションを検索することができて、まさにバーチャル博物館。ここに日本の美術館・博物館7館が加わり、70 億画素のギガピクセルで撮影した伊藤若冲の「樹花鳥獣図屏風」などが、アートプロジェクトで見られるようになりました。
あわせてGoogle カルチュラルインスティテュート モバイルアプリが日本に登場。日本国内の美術館・博物館 8館の展示(展示 25 件、作品 487 点)をAndroid 搭載端末で見ることができます。
例えば東京富士美術館のアプリでは、日本の江戸絵画の系譜を見ることができます。いつでもどこでもアプリを開けば、美しい狩野派や琳派の日本画を楽しめるなんて嬉しい限り。
さきたま史跡の博物館のアプリにはギガピクセルで撮影された「金錯銘鉄剣」が収録されており、博物館で実物を見ながらアプリを起動して肉眼では見られないディテールと本物を見比べる、なんてこともできます。
モバイルアプリで展示が見られる日本の美術館・博物館は以下の全 8 館。さまざまな楽しみ方、活用の仕方がありそうですね。夏休みの自由研究にも使えちゃうかも。
モバイルアプリは日本国外の美術館や博物館も多数。すべて無料で使えます。