これはかわいい!まるで干菓子の宝石箱「冨貴寄 夏色缶」がカラフルで華やか
和菓子といえば世界的にも評価の高い芸術的な「上生菓子」の他にも、手軽に食べられるおまんじゅうや団子のような「生菓子」、そして「干菓子」があります。
特に干菓子は、茶菓子として使われる落雁以外は、美味しいけど地味なイメージが強くあまり身近ではなかったかも知れません。そんな干菓子のイメージを覆す、宝石箱のような華やかな一品を見つけました。
菊廼舎(きくのや)の「冨貴寄 夏色缶」は夏限定のふきよせ菓子。
ふきよせとは干菓子を何種類も取り合わせたもので、関東では主に小さなせんべいや焼き菓子、昆布などを、関西では色づいた葉などをかたどった落雁(らくがん)や金平糖、雲平糖(うんぺいとう)などを詰め合わせたものを指します。
ふきよせという名も、色づいた落ち葉などが風で集められる風情を表しているといわれており、どちらかというと水菓子の多い夏にはあまり目にしないものかもしれません。
けれども、こちらはさわやかな水色の缶を開けると、海辺の景色をテーマとした星や貝殻モチーフの愛らしい干菓子がざくざく入っています。その数なんと約30種類!カラフルな色合いとかわいいモチーフは見た目も楽しく、空けたとたん誰でも歓声を上げてしまいそう。
ポリポリ、サクッ、カリッなど食感の違いも楽しく、ついつい手が伸びでしまいそうです。日持ちがするので、暑い夏のケーキ代わりの手土産にもグッドですね。
こちらの菊廼舎では金魚がかわいらしい小丸缶「金魚缶」もあります。なんと和風袋、丸紐、うちわ付で、ちょっとした御礼やプレゼントにも最適です。今年の夏は、こんな伝統のお菓子で和の夏を満喫してみるのはいかがでしょう。
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