戦国時代の日本、実は世界一の武器輸出国だった!鉄砲をはじめ武器・防具なんでも揃っていた:2ページ目
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盛んだった海外貿易
江戸時代初期に鎖国政策が採用されたのは皆さんご存じの通りですが、実はそれ以前の時代というのは、日本史上、非常に海外貿易が盛んになった時期でもありました。
その盛り上がりぶりといったら、フィリピンだけで三千人の日本人が住み、カンボジアやベトナムなどのアジア一帯に一万人もの日本人「商社マン」がいたとみられているほどです。
日本史を学んでいると、日本という国は歴史的にも海外から影響を受けっぱなしで、反対に日本から海外へ影響を与えたことはほとんど無かったような印象を受けがちです。
しかし、実際にははるか昔から日本は国際貿易圏の一員でもありました。そして、日本の工業品や工芸品は、その頃から海外でも大きな価値を持っていたのです。
参考資料:歴史の謎研究会『舞台裏から歴史を読む雑学で日本全史』2022年、株式会社青春出版社
画像:photoAC,Wikipedia
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