なんと曹洞宗の名寺が監修!3分で深い禅の道へ、精進料理カップ麺「我逢麺」
「精進料理」と聞くと、豆類や穀類といった素材を活かしたお布施などのための料理として、また現代では寺院が運営する宿坊などで特別体験できることも多くなってきた神聖で貴重なものというイメージがあります。
ところがそんな日常生活ではなかなか味わう機会の少ない精進料理が、なんとカップ麺でお手軽に食べられるようになりました!それがこのほどご紹介する曹洞宗大本山總持寺が監修し、zen-foodsが発売している「我逢麺(がほうめん)」。そう、正真正銘のお寺による監修の品なのです。
そばとうどんの2種類があり、ふたを開ければ麺の上に粉末スープとかやく。そしてお湯を入れたら3分で出来上がりという見た目こそオーソドックスなカップ麺のスタイルですが、素材は肉類をはじめとした動物性食品も一切不使用という精進料理本来の姿です。
ではそばの方をじっくり見てみましょう。できた姿も従来のカップそばそのままといった感じですね。
具をよく見ると以下のような感じ。そしてこの具というのが、大豆・青梗菜・きくらげ・わらび・ぜんまい・油揚げといった、精進料理の要となる具材によって散りばめられているんです。
スープはというと、昆布醤油ベースの玉ねぎやシイタケから出汁を取ったスープなので、カップ麺では当たり前の油さえも使っていないわけです。山の幸、海の幸をふんだんに使った素晴らしい出来栄え。曹洞宗大本山の看板に偽りなしですね。
さらに中には全国の曹洞宗僧侶が我逢麺のために綴った法話のカードが入っており、3分待つ間にも深く禅の世界に入り込めます。
もう一種の「我逢麺うどん」のほうも里芋、レンコン、いんげんといった山の幸を中心に10種類の具材から構成されていて、スープも塩ベース出汁の野菜エキス使用とあって、もちろんこの上なくヘルシー。
そば、うどんともに12個入りで、価格はいずれも3,600円(税267円)。書かれた法話も12種類になっているので、あなたが惹かれる話もきっとあるはずです。曹洞宗の開祖である道元禅師がルーツと言われる歴史深い精進料理も、ついにここまで身近なレベルに来たといった感じです。まずは気軽に自宅で楽しんでみるのもいいですね。