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尻の穴多き男、ふたなりの男…平安時代の病気や奇形をユーモラスに紹介した国宝 絵巻物「病草紙」が興味深い!

尻の穴多き男、ふたなりの男…平安時代の病気や奇形をユーモラスに紹介した国宝 絵巻物「病草紙」が興味深い!

二形の男(ふたなり)

容姿は男だけどちょっぴり女のようにも見える人物がおり、変に思った周囲の男達が、その男が寝ているスキに着物をまくりあげてみると、その男には男女の性器が付いており、驚いている様子。

お尻の穴、多き男

お尻の穴がいくつもある男。その男が大便しているところを女性がまじまじと見ている図。現在で言う痔癆を患っている可能性高し。

ツビジラミの男

ツビジラミとは、毛じらみのことで、毛じらみ持った女性にうつされた男が陰毛を必死に剃っている図。

霍乱(かくらん)の女

苦痛となるほどお腹を下し、口からは嘔吐を繰り返す女性を人々が介抱している様子。

嘉永7年に模写された病草紙は国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧できますので、興味のある方は是非チェックしてみてくださいね!

 
 

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