京都市にある曹洞宗の寺院 源光庵。京都観光では定番スポットとなっているお寺なので行ったことがある人も多いのではないでしょうか。
源光庵を観光する時のおすすめは紅葉。そして本堂には有名な丸窓と角窓があるのですが、その窓から覗く景色もまた人気なんです。
今回紹介するのはその丸窓と角窓から見える日本の四季の移ろい。同じ場所からの撮影にもかかわらずここまで見る人に与える印象が変わるとは、日本の季節の変化の美しさに改めて感動してしまいます。
源光庵が伝える季節の移ろいがこちら。
季節ごとに変化する丸窓と角窓からの景色。なんて美しいんでしょう。同じ場所にもかかわらずここまでの変化。
もちろんその場ですぐに全ての景色を楽しむということはできず、その季節にならなければ見ることのできないもの。この景色は時の流れを感じその場の風や温度を感じて初めて完成するのでしょう。
これらの写真は京都桜写真館 春花京子を運営されているフォトグラファー 今宮さんの作品。春花京子にはその他にも数多くの感動的な京都が写真で紹介されています。
源光庵のこの2つの窓は「悟りの窓(丸窓)」「迷いの窓(角窓)」と呼ばれています。丸窓の円は禅と円通を表していて大宇宙を感じ、角窓の四角形は人間の生涯を表現しているそうです。
山や森で自然に囲まれ自然を体いっぱい体感するもの気持ちいいですが、こういった制限ある場所から季節を感じ自然を感じるというのも、自分の心と対峙する時にはいいかもしれませんね。
via: Genko-an Temple