三谷幸喜の脚本と豪華キャスト陣の好演が人気を呼んでいる2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。
前回、源頼朝(演:大泉洋)が主人公の北条義時(演:小栗旬)を「頼れる弟」と見込み、平家打倒の大志を打ち明けました。
頼朝の威厳に感服した義時は忠義を誓い、いざ挙兵の時に備えるのですが……。
※第2回「佐殿の腹」あらすじと振り返りはこちら。
1月16日(日)放送、2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第2回あらすじを予習
初回放送は視聴率17.3%と好調な滑り出しのNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。三谷幸喜の脚本と主演の小栗旬(役:北条義時)はじめ演者たちの好演が評判となっています。さて、前回は女装した源頼朝…
「鎌倉殿の13人」義時を心服せしめた頼朝の威厳…第2回「佐殿の腹」振り返りと次回のポイント
平家を恐れる伊東と、それに抗う北条。坂東の片隅で起きた、一族同士のささいな諍いがやがて…。義時の運命が動き出す。※NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第2回プロローグさぁ、初回で…
兵を挙げるからには……慎重な頼朝の背中を押した一通の密旨
で、話は第3回のサブタイトル「挙兵は慎重に」につながります。
そのあらすじをざっくり紹介すると治承4年(1180年)、平氏政権の横暴に耐えかねた以仁王(演:木村昴)が源頼政(演:品川徹)と組んで挙兵。
全国各地に散らばった源氏の残党らに対して加勢するよう求めますが、頼朝らはこれを見送ります。
「兵を挙げるからには、この手で清盛を討つ。わしが源氏の棟梁として、采配を振るわねばならぬ」
※「鎌倉殿の13人」第3回あらすじより(以下同じ)。
たとえ皇族であろうとその下にはつかぬ。そもそも人望も勝算も薄いし……果たして以仁王は敗れ、頼政ともども命を落とすのでした。
自分たちの判断は間違っていなかったと内心ホッとする頼朝ですが、その夢枕に後白河法皇(演:西田敏行)が現れ、挙兵をうながします。
「一日も早くわしを救い出せ……清盛の首を取って、平家のやつらを都から追い出すのじゃ」
金縛りにあった頼朝が、自分の悲鳴で目を覚ました……そんな翌朝。
京都の大番役から帰って来た三浦義澄(演:佐藤B作)が北条時政(演:坂東彌十郎)を訪ね、一通の書状を渡します。