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高野山の聖地・壇上伽藍を精確に再現したVRコンテンツ『高野山 壇上伽藍―地上の曼荼羅―』が公開

高野山の聖地・壇上伽藍を精確に再現したVRコンテンツ『高野山 壇上伽藍―地上の曼荼羅―』が公開

凸版印刷が最先端デジタルアーカイブ・VR技術を用いて、高野山の二大聖地の一つである壇上伽藍(だんじょうがらん)をくまなく精確に再現した、VRコンテンツ『高野山 壇上伽藍―地上の曼荼羅―』を開発しました。

本VRコンテンツは、弘法大師空海が唐より持ち帰った曼荼羅と壇上伽藍の関係を解説しながら、臨場感あふれる4K超高精細VR表現技術によって、高野山の魅力を体感することができます。

本VRコンテンツの開発にあたり、凸版印刷は金剛峯寺の協力のもと、貴重な文化財を守り伝えるという観点から、現時点の壇上伽藍の様子をつぶさに残すべく、かつてない規模と範囲の三次元形状計測や高精細デジタル撮影を行いました。さらに、金箔や漆、彩色など異なる素材は、独自の記録手法と表現技術を組み合わせ、リアルに再現しています。

自在な視点移動が可能となるVR技術の特長を活かし、塔内に配置された仏像や柱に描かれた菩薩の姿に近づいたり角度を変えて見るほか、空海が高野山を開くまでの伝説を映像化し解説するなど、実際には見る事ができない事柄を鑑賞者へわかりやすく伝えます。

「想定色平成再生版曼荼羅図」には、大日如来を筆頭に数多くの仏の姿が緻密に描かれています。本VRコンテンツでは、経典で説かれている過去・現在・未来にいると言われている三千仏のうち、現在の千仏の顔が一体ずつ丁寧に描き分けられている様子などを詳細に鑑賞することができます。

本VRコンテンツは、2021年11月3日(水・祝)から11月28日(日)まで高野山デジタルミュージアム(所在地:和歌山県伊都郡高野町)内のVRシアターにて、期間限定で特別公開中です。

株式会社DMC高野山

 

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