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壬生の狼たちの活動拠点!3回移転している「新選組」の屯所はどこにあった?

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最大規模の広さを誇った幻の不動堂村屯所

西本願寺から支払われた費用で不動堂村に新しく建てたのが、最後の屯所だった。広大な敷地内には正門・大広間・客間・幹部と平隊士の部屋・厩、剣道場・一度に30人ほどが入れるような大風呂・台所などが設けられ、まるで大名屋敷のようだったという。

この屯所の正確な場所は特定されておらず、不動堂村屯所を示す場所が現在複数ある。それ故にこの屯所は「幻の屯所」と言われている。

しかし、この屯所に移転した半年後の慶応3年(1867)12月に新選組は京の都を離れ、伏見奉へ移動。そして戊辰戦争の初戦となる鳥羽伏見の戦いが勃発する。

今日では漫画やゲームなど様々なコンテンツに登場する新選組は、それだけにどこか別次元の存在のようにも思えてしまう。

しかし、彼らが暮らしたかつて屯所だった地に足を運んでみると、ほんの150年とちょっと前に彼らは確かにそこにいたのだと実感することができる。

 

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