エビに近い風味♪無印良品の昆虫食「コオロギせんべい」が遂に発売へ!
昨年、無印良品が昆虫食「コオロギせんべい」の開発を進めていることを発表しましたが、
な、なんと!!無印良品からお煎餅の新商品「コオロギせんべい」が発売へ
無印良品から新たな ”お煎餅” を開発しているとの発表がありました。そのお煎餅とはなんと「コオロギせんべい」!今後の世界的な人口増によって食糧の持続的な確保が難しい状況に陥った…
このほど、ついに「コオロギせんべい」が発売されることになりました!
世界の急激な人口増による、今後の食糧確保と環境問題などの課題を考えるきっかけになればという思いから、コオロギを食材とするための取り組みを始めた無印良品。
5月20日(水)よりネットストアで先行販売される「コオロギせんべい」は、徳島大学の研究をベースに飼育された「フタホシコオロギ」という熱帯性のコオロギを使用したお煎餅です。
全て衛生的で安全な環境で飼育され、温度や湿度を一定に保つことにより通年産卵させることが可能で、食用に使用する量を生産することができるのだそう。コオロギはパウダー状にしてせんべいに練り込まれており、エビに近い香ばしい風味が楽しめるとのこと。
ちなみに以前Japaaanの記事でも紹介しましたが、大正時代の全国的な調査によると、当時日本で食用として消費されていた昆虫は合計55種にもなったそうです。薬用としてはさらに多い123種。
大正時代は50種以上もの昆虫を食べていた!?日本の昆虫食の歴史をたどると驚くべき実態が
最近、昆虫食が世界的に注目されているのを知っていますか?今後の世界的な人口増によって、食糧の持続的な確保が難しい状況に陥った際、タンパク質を豊富に含む昆虫の摂取が不可欠と見られているそうなんです。…
人口増による食糧確保の問題の解決案として、家畜の代替として様々な昆虫が候補としてあげられますが、中でもコオロギは栄養価が高く、生産が効率的で環境負荷が少ないとされています。
食糧の持続的な確保が難しい状況に陥った際、タンパク質を豊富に含む昆虫の摂取が不可欠という意見が、ここ数年で多く聞かれるようになりました。無印良品のような大手の取り組みによって、昆虫食が日本の食文化に浸透する日もそう遠くはないかもしれません。
無印良品の「コオロギせんべい」は5月20日(水)に無印良品のネットストアにて先行販売。価格は190円。