世界最古の造幣局が発行!葛飾北斎の名画がなんとユーロ金貨&銀貨になりました
世界的にも有名な江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎(かつしかほくさい)。2020年で生誕260年を迎え、夏には葛飾北斎の生涯を描く映画「HOKUSAI」の公開も控えています。
そんな葛飾北斎による名画がなんと「世界の美術館 傑作記念コイン」シリーズとして、金貨と銀貨になりました。
このコインは、世界最古の歴史を有する「フランス国立造幣局」(モネ・ド・パリ)が監修・発行するもので、世界に先駆けて日本で発売。Japaaanとして注目するのはやはり北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」のコインです。
<200ユーロ北斎金貨>は、同造幣局としては希少な1オンス(約31g)サイズの長方形金貨。世界で最も有名な浮世絵と言われる「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」のダイナミックな構図や波しぶきの迫力が、緻密な線や凹凸で表現されています。2014年に開催された「北斎展」の展示会場となったパリにある美術館「グラン・パレ」を象徴するドームなどをコラージュした斬新なデザインに。
また、北斎の影響を受けたとされるゴッホやピカソの傑作を、緻密な刻印技術と独創的なデザインしたコインも登場。
<50ユーロピカソ金貨>は、記念コインとしては非常に珍しい、パブロ・ピカソの作品「ゲルニカ」をモチーフに、作品を描いたとされるパリのアトリエをコラージュしています。
<50ユーロゴッホ金貨>は、フィンセント・ファン・ゴッホがフランス滞在中に描いた「自画像」をモチーフに、背景の線や凹凸などで独特の筆使いを表現。下部には同絵画が収蔵されているパリの「オルセー美術館」の外観を描いています。
そして50ユーロ金貨3種セットも発売。
本コインは世界に先駆けて日本で発売。発行枚数は200ユーロ金貨が750枚(対日割当450枚)、50ユーロ金貨が各1,500枚(対日割当各700枚)、銀貨各種が各3,000枚(対日割当各1,000枚)。金貨はいずれも純金(純度99.9%)の高品位と希少性を兼ね備えています。
税込価格は、<200ユーロ北斎金貨>が495,000円、<50ユーロ北斎金貨><50ユーロピカソ金貨><50ユーロゴッホ金貨>が各126,500円、同金貨3種セットが374,000円、<北斎銀貨><ピカソ銀貨><ゴッホ銀貨>の3種セットが39,600円。
予約販売期間は2020年1月20日(月)〜2月7日(金)。全国の主要金融機関が窓口になっており、期間内でも限定数に達した時点で終了となるそうなので、気になった方はぜひお早めにチェックしてみてください!