服部半蔵が忍者だったのは初代だけ!実は二代目以降は武士だった:3ページ目
なぜ正成=忍者のイメージがついたのか
ここまで大名だった二代目半蔵正成の活躍を紹介しましたが、どうして正成が忍者とされてきたのかというと小田原征伐にありました。
小田原征伐後、正成は父である保長が伊賀忍者の出である縁から、伊賀忍者を統率する立場となります。
武士であるのに忍者を統率する立場として実質的に「伊賀忍者の頭領」となったことにより、必然と正成=忍者として扱われるようになっていきました。
最後に
多くの影響もあり、服部半蔵正成は忍者として描かれることが多いです。
しかし実際には槍の方が得意だったので、武士半蔵として改めて生涯を追ってみるときっと面白いこと間違いなしです。この記事を通して新たなイメージで二代目半蔵、正成を見てもらえる機会になれたらと思っております。