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星形要塞、鬼の居城…!?かつて日本に存在した「変な城」に隠された秘密とは?【歴史ミステリー】

星形要塞、鬼の居城…!?かつて日本に存在した「変な城」に隠された秘密とは?【歴史ミステリー】

ライター兼ユーチューバーとして活躍するホラー作家の「雨穴」氏。雨穴氏の動画チャンネルで公開された不動産ミステリー「変な家」は、秀逸な伏線回収と怖すぎない微ホラー要素が満載で、多くのファンを獲得しています。

そんな雨穴氏のブームにあやかり、本記事では「日本の変わった城」2か所と、そこに隠された秘密を紹介します。

星形に隠された謎!五稜郭

五稜郭は、江戸時代末期に江戸幕府が現在の北海道函館郊外に建築した星形要塞の城郭で、上空や高所から見下ろした際に見える特徴的な星形が名前の由来です。

星形要塞の発祥は西洋のイタリアで、15〜16世紀といわれています。当時のイタリアで主力を担っていた「大砲(火砲)」の威力は凄まじく、従来の垂直城壁では防壁が簡単に突破されてしまう問題に悩まされていました。

そこで誕生したのが、迎撃の死角をなくし、分厚い壁で防御力を高めた「星形要塞」だったのです。

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星形要塞が日本に初導入されたのは、鎖国と開国に揺れる幕末頃。鎖国政策の終焉が近づくなか、箱根奉行所の蘭学者・武田斐三郎(たけだ あやさぶろう)は外国からの攻撃に警鐘を鳴らしていました。

そのようななか、彼は函館に寄港していたフランス軍艦の乗組員から「西洋の城塞都市」を学び、現在の五稜郭を設計・建築したのです。

五稜郭は敵国の攻撃や侵攻を監視することに徹底した設計で、星形要塞の中でもっとも死角を作らない「稜堡式城郭」を導入しました。

2ページ目 鬼の居城!鬼ノ城

 

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