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歌舞伎界の未来を担う、次世代の注目歌舞伎キッズたちをご紹介(10代編)

歌舞伎界の未来を担う、次世代の注目歌舞伎キッズたちをご紹介(10代編)

歌舞伎界は今、新時代の到来を迎えようとしています。20~30代の若手の活躍はもちろん、舞台に立てる年齢になった花形役者さんたちのお子さんが次々と登場し、歌舞伎界を盛り上げています。今回は歌舞伎の未来を担う10代の役者さんに焦点を当て、注目の役者さんをご紹介します。


尾上左近(11歳)

尾上松緑丈のご子息。2014年の俳優祭で出演した「鈴ヶ森錦繍雲駕」では、町奴の番随院長兵衛をワイルドなセリフ回しや大人顔負けの大見得などで見どころたっぷりに演じ切り、大喝采を浴びました。昨年の歌舞伎座11月興行では、「盛綱陣屋」小四郎の大役を好演したことでも話題となりました。どことなくお父様に似通った雰囲気を持つ左近君。役者魂がメラメラ燃える魅力的な目つきに心酔者続出の予感です。


松本金太郎(12歳)

2018年1月に市川染五郎の名を襲名する松本金太郎君。2017年3月に行われた高麗屋三代襲名披露の記者会見では、あまりの美少年ぶりに世間が騒然となりました。そんな彼は三度の飯より歌舞伎が大好き。幸四郎さん譲りで絵の才能もあり、将来やりたい歌舞伎の役をひとつひとつ絵に描き、雑誌で連載を持つほど。おっとりと優しげで品格のある彼は、来春高麗屋にゆかりのある「勧進帳」の義経という大役を演じます。今から期待が高まります。


市川團子(13歳)
市川中車丈(俳優・香川照之さん)のご子息である市川團子君。頭脳明晰さが伝わる大人顔負けのトーク、指先まで隙のない完成された演技、客席の隅々にまでよく通る声はお父様譲りでしょうか。2年連続で松本金太郎君とタッグを組み、納涼歌舞伎「東海道膝栗毛」シリーズに出演しましたが、金太郎君をリードしてくれる良き兄であり、役どころでは従者として金太郎君を支える姿が目を引きました。日に日に顔つきも大人びてゆく團子君から目が離せません。


片岡千之助(17歳)
現役高校生の片岡千之助君、祖父は人間国宝・片岡仁左衛門丈です。11歳の時、仁左衛門丈と「連獅子」にて共演を果たすなど、幼少期から真摯に歌舞伎と向き合い、芸を磨き続ける彼の姿は、舞台上でも目を引きます。華があり、艶やかな雰囲気を持つ彼は、女形もまったく違和感なく、まるで本物の女性と錯覚するほど自然に演じてくれます。これからの成長に大注目のティーンエイジャーです。

※年齢は2017年9月現在

Image:歌舞伎 on the web

 

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