歯の間に詰まった食べかすを取る道具として用いられる「つまようじ」。英語では、“ Tooth pick ”と呼ばれ、世界中で使われています。その素材はたいていは木ですが、なかには合成樹脂や竹など木以外の素材の製品も見られます。
日本のつまようじは、古代インドを経て中国から伝えられたものですが、現在のつまようじの先端の反対側、お尻の部分に小さいミゾがいくつも施されています。
このミゾ、一体誰が何のためにつけ始めたものなのでしょうか。
このいくつもつけられたミゾ、実は「こけし」が施されたもので、装飾の一種なのです。なぜつまようじに装飾?しかも、なぜこけしなのでしょうか?