今年2013年は9月19日にやってくる十五夜。いよいよ明日ですね。
普段は月を見ないという人であっても、中秋の名月と言われるこの日ばかりは月を見上げて時間を過ごすということが多いのではないでしょうか。
しかし、昔から伝わっているように、お団子とススキをお供えしてお月見を行うという人は少なくなってきているのでは?と考えていたのですが、意外や意外、アンケートの結果を見てみると約半数の人は「お月見をする」と答えているそうなのです。
年配の方が多いのかと思いきや、母や祖母から習ったお月見の習慣を自分の子供にも伝えていきたいという若い世代でもお月見を行いたいという回答が多いようです。
お月見の習慣は「十五夜の楽しみ方 其の1~4」で見てきましたが、地方や家庭による違いも大きいものです。その家独自のお供えや、地域に伝わる風習などもあるはずです。
そうした伝統は一見すると時代の流れに従って下火になってきているのかな?というふうにも見えますが、実はそんなこともなく脈々と受け継がれているのですね。
9月半ばというとまだまだ残暑の残る地域も多い時季ですが、せっかくのお月見にはお供えを用意して外に出てみるのも良いのではないでしょうか。
もしも曇りで月が見えない・・・、という場合であっても日本では「無月」と表現してその情緒を楽しむという習慣もあります。
今年のお月見には、一体どんな表情をお月様は見せてくれるのでしょうか・・・?
十五夜の楽しみ方 其の1:お月見基礎知識&2013年の十五夜はいつ?
十五夜の楽しみ方 其の2:月見団子の作法
十五夜の楽しみ方 其の3:お月見飾りで素敵に演出
十五夜の楽しみ方 其の4:月について知ってみよう
十五夜の楽しみ方 其の5:約半数の人は「お月見をする」と回答!?